怠け者の私が中国語の勉強を4年間も続けられた理由
2016/08/08

こんにちは、中国語学習サポーターの歩です。
語学の勉強をしている者にとっては、「どうやったら勉強が続くのか」というのは永遠のテーマですよね。
私はいろんなことをしたがるくせに飽き性なので、一つのことを続けられたことがありませんでした。
しかし、そんな私でも大学時代の4年間はずっと中国語を勉強できていた理由は、「達成感」を感じられていたからです。
今回は「勉強を継続するには、達成感が大事だよ!」というお話しをしたいと思います。
目次
1.中国語の勉強における「達成感」とは?
中国語を勉強していて達成感を感じるとき。それはどんな時だと思いますか?
私が勉強していたときは、こんな感じでした。
・以前はとても手こずっていた発音。中国人や先生に「きれいだね」と褒められた!
・以前は覚えられなかった単語が、今ではすらすら出てくるようになった!
・勉強した単語やフレーズを中国人に言ってみたら、ちゃんと聞き取ってもらえた!
・初めは言いたくても言葉が出てこなかったけど、今は中国語で会話が続けられるようになった!
中国語における達成感というのは、やはり、「一生懸命頑張って勉強したことが、相手に通じた時」なんじゃないでしょうか。
発音をしっかり練習し、単語と文法を覚え、話す練習をしてきた。そして、自分が練習してきたことが中国人に通じた時…それこそが、中国語を勉強するうえでの一番の楽しみかもしれません。
2.もし勉強の中で達成感を感じられるとどうなるか?
誰でもそうですが、勉強をしていると「自分がしていることは正しいのか?」「この方法で本当に成果は出るのか?」という不安な気持ちになります。語学の勉強ってすぐに成果が見えるものではないので、けっこう精神力が試されるんです。
その中でもし、”達成感” を感じられたら、どうでしょうか?
「あ~頑張ってよかったな」と思えるし、「自分がやってきた方法は正しかったんだ」、「ちゃんと頑張れば結果は出るんだ!」と自信もつきます。そして、よし!もっと頑張ろう!と、より一層勉強への意欲が湧いてきますよね。
それでは逆に、一生懸命勉強しているにも関わらず、達成感を得られなかったらどうなるか。
今自分がやっている勉強で成果が出ているのかわからないし、勉強していて喜びがないなんて、全然楽しくないです。そんなんじゃきっと続けるのは難しそうですよね。
3.達成感を得るためにはどうしたらいいか?
それじゃあ、達成感を得ながら勉強を続けるにはどうしたらいいのか。
達成感には、「内から湧き出る達成感」と「外から与えられる達成感」の2種類があると思っています。
「内から湧き出る達成感」
例えば、「教科書一冊やり終えたぞ!」とか、中国人と話して、「お?私話せるようになってきたんじゃない?」とか、何かを成し遂げたときに得られる達成感。
教科書一冊やり終えるとかはわかりやすいですが、基本的に自分の成長って自分でわかりにくいものですよね。
なので、教科書で以前覚えた単語は今も覚えているかチェックしたり、人と中国語で会話することで、「以前の自分と比べて、今の自分はどれくらい成長したか?」というのを意識的に考えてみるといいと思います。
「外から与えられる達成感」
それは、人にどんどん褒めてもらうことです。中国人に評価してもらったり、先生に褒めてもらってもいいです。
ちなみに、初対面の中国人と話すと、必ずと言っていいほど、「你的中文很好!(中国語上手ね!)」と褒めてきます。しかし、彼らはお世辞が結構うまいので、本心で褒めているかはわかりません(笑)
でも、お世辞であっても言われると嬉しいですし、その後に「そう言ってもらえるようにもっと頑張ろう!」って思えるかもしれません。
あと、先生なら以前できなかった頃の自分を知っているので、「発音がうまくなったよ!」とか「以前覚えてなかった単語を覚えられましたね!」など言ってもらえると、よしよし!できるようになってきたぞ!とモチベーションが上がりますよね。
自分の成長って自分が一番わかりづらいです。そういった意味で自分の中国語レベルを他人に評価してもらうというのは、達成感を感じるうえで結構大事なポイントだと思います。
【まとめ】やっぱり人は褒められてやる気を出す生き物だ
いかがでしたでしょうか。今回は、「中国語を勉強するには達成感が大事!」というお話しをしました。
達成感を感じることなく黙々と一人で勉強するのは辛いので、ぜひ友達や先生に評価してもらいながら、楽しく勉強を続けてくださいね。