【旅日記-NY】NYで出会った女性たちがカッコよすぎた話
2016/04/18

みなさん、一人旅は好きですか?
私が初めて行ったのは、社会人3年目の秋ごろ、上海でした。
それから一人旅の魅力に取り付かれ、シンガポール、
その次は、少し遠くに足を延ばしてアメリカNYへ。
人によっては 一人旅って面白いの? という方もいるでしょうが、
おそらく一人旅好きな人って…
・基本、好奇心旺盛。見たことないものは見てみたい。
・人は好きだけど、人に合わせるの苦手。
・一人ご飯に全く抵抗を感じない。
・「この人ちょっとクセあるなー」って人が多いw
偏見ではありますけど、私はこんなイメージ持ってます。
だけど、旅好き同士が集まると旅の話が止まらない止まらない。
自分の話もしたいし、人の旅話も聞きたい。
私が今回「放浪する!」とみんなに言ってまわった時も、私の周りにいた旅好き野郎どもは
「どこ行くの!?」って目をキラキラ輝かせてました。
そして、旅の魅力って行く場所も大事なんですが、
人との思いがけない出会い もすごく魅力的なんだと思います。
どこでどんな人に出会う分からないから面白い。
そこで今回は、最後に行った場所のNYで出会った、
私なりに衝撃的だった女性たちのお話をさせてください。
ブルックリンのカフェで働いている女性店員の話
私が泊まっていたホステルは、マンハッタンから地下鉄で30分行ったブルックリンにありました。
そのホステルから駅までの途中に、小ぢんまりしたオシャレなカフェがあったんです。
どれだけオシャレかというと、こんなん。
壁、ど迫力でしょ?笑
The ニューヨーーーク! って感じだよね。
私はマンハッタンに遊びに行く前に、毎朝ここでモーニング食べてました。
初めてここに入ったときにびっくりしたのが、店員とお客さんのやりとり。
レジのお姉さんが笑顔で 「How are you?」 と挨拶すると、
お客が 「fine!」 とかなんとか返事するんです。
そのやりとりを見てて、なんて親密なんだろう! と思って…。
ニューヨークのどこのお店にいってもこんな感じだったんです、
きれいなレストランはもちろん、コンビニみたいな小さなお店でも同じでした。
日本はサービスがいいとは言いますけど、
無表情で「いらっしゃいませー」と言ったり、無言だったりするところも多いです。
それで、ドキドキしながらレジに行って朝食オーダーしました。
注文し終わると、こうやって言ってくれたんです。
「Perfect !」
なんか、スカッとしません!?「Perfect !」って…♡
単純なので、一瞬でうれしくなっちゃいました。
そして頼んだのが、これ。
あのカッコいい絵が描かれたところにある窯から、
焼き立てのクロワッサンサンドイッチ が出てきました。
またその焼いてる女性が美しいのなんの…笑顔で渡してくれるんですよね。
いち町の小さなパン屋の店員だって、
レストランのウェイトレスだって、
町に何件かあるうち一つのコンビニ店員だって、
働く女性はみんな笑顔で楽しそうで、生き生きしてる。
なんか、内側から自信が満ち溢れてるんです。
ちょっと大げさかもしれませんが、これが私が感じた正直な感想です。
ホステルで会ったRieさんの話
ホステルでチェックインを済ませていると、
横からいきなり 「あなた、日本人?」 と声をかけられました。
振り返ると、そこに黒髪ロングの、雰囲気若干アメリカンナイズされた日本人女性が立ってました。
それから少しお茶しようという話になって、ホステルのリビングでおしゃべりすることに。
彼女の見た目は40~50歳くらい。しぐさや話し方がものすごく色っぽくて、
雰囲気、女優の 杉本彩 みたいな感じ。
彼女は、NYでは有名なテレビ局のアナウンサーの男性にクラブで一目ぼれし、
その男性と結婚の約束をとりつけ、
30年ほど付き添った旦那を捨ててNYへやってきたらしいのです…
展開がぶっ飛びすぎてて、とりあえず行動力が凄いなって。
すごく話しやすくて、初対面にも関わらず意気投合。内容はいきなり恋愛話へ。
彼女が今悩んでいるのは、彼からメールの返事がないということでした。
「あなた何座?」と聞かれて、「獅子座です」と答えると、
「えー!彼も獅子座なの!ねぇ、獅子座のことについて聞かせて!」
「獅子座ってメールをなかなか返事しないそうなの。どうして!?」
と前のめりでいろいろ質問攻めに遭いました…
それから、「お腹すいた?サンドイッチ作ってあげようか?」とキッチンで軽食をごちそうになり、
そこでも彼の話をずっと聞いていました。
そうすると今度は「いい?今から私が言うおまじないを一緒に唱えて」と。
唱え終わると、彼女は笑顔でこう言ってくれました。
「はい!これであなたに素敵な人が現れるわ!」
…えー!もう、なんて可愛らしい人!
呪文がかなりへんてこりんだったんですが、やることなすことが可愛すぎる。
それからしばらく片づけやらなんやらして、彼女は予定があるからといって去っていきました。
私から見た彼女の印象は、
年齢関係なく、いつでも恋愛を楽しんでいる女性。
少女のような純粋の心、可愛らしさを忘れない女性。
結婚して生活の保障がされているのに、すべてを投げ捨てて自分のしたいことしちゃう女性…
こんな風に、あるがままの自分でいる彼女は本当に魅力的な女性だなと感じました。
今でも「結局彼とは結婚できたのかなぁ…」とたまに気になったりします。
NYにいる女性はどこかかっこいい
どうでしたでしょうか? NYの女性、なんか素敵ですよね。
今まではアジアに行くことが多かった私にとっては、
アメリカは、場所も言葉を人も街の雰囲気も、すべてが別世界。
今回紹介したのは一部の女性だちですが、
5番街でヒールをならしながらさっそうと歩く女性や、
お店の外からドアを開けて、先に私を通してくれたジェントルウーマンなど、
出会ったNYの女性はみんなかっこよかった。
次回行くときはもっと英語を話せるようにして、ニューヨーカーの女性たちに
根ほり葉ほり、いろんなことインタビューしてみたい。