【旅日記-台湾】烏来で天然温泉と烏来瀑布に癒された話
2016/04/18

1/9~1/17で行った、台湾9日間の旅。
今回一人旅のスタート地点を、なぜ台湾にしたのか。
理由① 日本から近い
理由② 中国語通じるし安全だし、初めてのバックパックとしては難易度が低い
理由③ みんな「台湾いいよ~」と言うから
ただ、それだけだ。
自由気ままなバックパック旅はそんな軽いノリで十分っ(笑)
そして、友人が「私も行く~♫」とのことだったので、台湾は二人で周ることに。
その友人は、上海、北京、カンボジアと、いろんなところを一緒に旅してきた旅友でもある。
彼女は小さい時にアメリカに住んでいたこともあって、
海外とか外国人に対する免疫もあるし、ちょっとやそっとのことではぎゃあぎゃあ言わない。
上海で客引きに追いかけられて走って逃げたり、
私に突き飛ばされて電車のドアに挟まったりしても、ぎゃあぎゃあ言わなかった。
そんな二人で見てきた台湾。すべてはではないが、
とくに面白かった場所をピックアップして紹介したいと思う。
– 台湾の温泉地『烏来』で天然温泉に癒される –
台湾の旅、5日目。
この日は、台湾の温泉地である『烏来(ウーライ)』へ。
台北市から烏来までは、バスで1時間半ほど。
このバスに乗れば直接烏来に着くんだ~便利だな~と思ってたら、
ん?ちょっと待て、烏来までのバス停の数が半端ないぞ。
今いる台北车站から烏来までは、1,2,3,4…約70駅目…えぇええ(゜゜)
おいおい…と途方に暮れながらバスに乗っていたが、
道中二人とも爆睡で、気づけばもう烏来に着いていた。
▼烏来の川。美しい~
烏来のお目当ては、トロッコと天然温泉!
なぜ烏来に来たのかと言えば、「トロッコにものすごく乗りたいから」といっても過言ではない。
事前にGoogleマップで調べておいたトロッコ乗り場の近くまで行ってみると、
ひとりの男性が声をかけてきた。
大抵気安く話しかけてくる奴は客引きに決まってるので、最初あんまり相手にしなかったが、
どこに行けばいいのかよくわからなかったので、
と聞くと、彼はこう言った。
え?トロッコやってないの?
どうやら去年の8月頃に、ここ烏来はひどい台風で大きな被害を受けて、
まだ復旧してなかったらしい…。
「えー…、トロッコやってないのー…」と、落ち込む2人。
まぁしょうがないよねという話になり、
気を取り直して、事前に調べておいた小川源温泉を探しに行った。
とことこ道なりに歩いてみると、目の前に人だかりを発見。
気になるから行ってみよう!と近づいてみると、
なんと、川のそばに即席でできた天然温泉が!
これこそ、The 天然温泉よね(笑)
左を見れば、水着を着ながら気持ちよさそうにくつろぐ地元民たち。
右を見れば、川の流れにそって泳ぐおじさん。
脱衣所もなかなかの即席感。
湯加減を確かめようと手を入れてみたが、
あっつい!! めちゃくちゃあっつい!!
こりゃ熱すぎて入れんやろ…と思っていたら、地元のおばちゃんが中国語で、
笑顔でお断りしておいた。
でも、この温泉入ったら結構面白いかも?と思って、
友人に、「水着着れば入れるみたいだよ♫」と冗談交じりで言ってみた。
そうすると「いや、ないっしょ」とちょっと引かれてしまったので、
そ、そ、そうだよね! と何もなかったかのようにその場を切り抜けた。
道を逆戻りし、お目当ての小川源温泉を探しに。
道になりに歩いていると、目の前に『小川源温泉』という文字を見つけた。
あったね~!と2人で言いながら近づいてみると、何か店内の様子がおかしい。
そして、目の前に立てられた看板に目をやる二人。
”諸事情により、本日のみ休業”
おいー!休業って!!”本日のみ”っていうところに、
何で私ら今日ここへ来ちゃったんだろうねという雰囲気が漂う。
しょうがないので他に入れる温泉を探していると、『明月温泉』という看板を発見。
ようやく入れる温泉を見つけることができました。
温泉自体は日本とあまり変わらないスタイル。
脱衣所があって、洗い場と浴槽がある。ぬるいお湯と熱いお湯に分かれていた。
そして、全浴槽が開放的な露天風呂!
雨のにおい漂う山々の天然イオンに囲まれ、とっても気持ちの良いお風呂だったのでした。
それから、『烏来瀑布』という滝も見に行った。
タクシーで10分くらい、山道を登ったところにあった天然の滝。
こんなに高さがあって幅の広い滝って、今まであんまり見たことない…。
いろんなハプニングがあったけど、温泉と滝にしっかり癒された一日でした♪